昨日は概念先輩の寄席に初めて行った感想でした。
寄席は小学校の頃に親に連れられて行ったことがあります。内容とか全然覚えていませんが、言葉使いが上手くおもしろかったこと、ただ小学生には少し難しいとこもあったことを覚えています。年取ったら趣味の一つにしたいですね。
はじめに Onshapeとは
Onshapeとは、クラウド型の無償3DCADで、ブラウザ上で作業する3D-CADです。Solidworksという有名な3D-CADソフトの中の人が立ち上げたらしく、至る所にその面影が見えます。マウサーで使っている人は少ないようですが、マウスの設計をするには十分な機能が備わっていると思います。実際今年のマウスは3Dプリント部品をすべてOnshapeで設計しています。
【いい点】
・あらゆるOS上で動く
→機械系3D-CADは通常Windows向け、あってもMac対応で、Linuxで動くものはほとんどありませんが、Onshapeならブラウザ上で動くのでLinuxも含む大抵のOSで動きます。Linux
・インストール不要
→よく買い替えたりクリーンインストール行う人にもおすすめ。またアプリを更新したり、デスクトップとノートでいちいちバージョンをそろえるといった面倒な作業が不要になります。
【残念な点】
・インターネットに繋がらないと何もできない
→ネットがないとポンコツです
・日本語をサポートしていない
→各表示やチュートリアルは英語、そのため日本語で解説しているページが少ないです。
登録・初期設定を行なおう
Onshapeのホームページに行って、右上のREQUEST TRIALボタンからユーザー登録します。名前とアドレスを打つと会社名等入力する欄が出てきますが、個人ということで適当に登録しましょう。登録後しばらく時間がたつとメールが飛んでくるので、アカウントをアクティベート。パスワードを設定して、晴れてアカウント登録が完了です。このアカウントでログインすることで、どのPCからでも作業することができます。
早速使っていきたいところですが、初めに必ずやっていただきたいことがあります。
右上の「My account」→左の「Preferences」を選択すると
でましたヤード・ポンド法です。光の速さでメートル法に変更しましょう。
一度変更してしまえば以後このアカウントでは大丈夫です。
他にもこのページで各種設定が行えます。既に懇意にしているCADがあれば、「View settings」から操作方法を変更してみてもいいでしょう。
実際に使ってみよう
左上のOnshapeをクリックしてトップに戻り、「Create」→「document」で新しいワークスペースを作ります。
それっぽい作業画面がでてきました。
使い方は今回省略しますが、ほかのCAD同様に、平面に2Dスケッチを作る、2Dスケッチから形状を押し出したり削ったりする、形状に穴開けたり面取りを行ったりする、を繰り返して部品を作っていきます。
それぞれ部品を作ったら、それをアセンブリで組み合わせていきます。
もちろんアセンブリまでせず、部品単体で設計→出力して発注する目的でもOKです。
終わりに
今回は簡単に概要だけ書きました。公開されているベアリング等の部品を自分のアセンブリに組み込んだり、バージョン管理ができたりと、紹介したい便利な機能はたくさんありますが時間がが。
それぞれソフトで良し悪し・合う合わないがあると思いますので、色々試して自分にとって最適な環境を見つけていってください。ということで早速Onshapeを試してみましょう。
明日はshtsno24君の「MatplotlibにGUIを組み合わせる話」です。Matplotlibなにそれおいしいの